科教協関東ブロック集会06
新潟県長岡市で,科教協関東ブロック集会が行われた。茨城から電車で4時間,でも思い切って出かけることにした。
国境の長いトンネルを抜けると,雪景色の朝日岳(?)のお出迎え。
紅葉した山も見える。
長岡駅から徒歩20分程度で,会場へ。最初は,三上周治さんの講座。
来るときに,空港で実験に使うスプレーを没収されてしまい,大幅な予定変更を余儀なくされてしまったけれど,専門的な知識と小学校教師らしい小技を使った実験装置作りを披露してくれた。
傷んで使えなくなったボールのへそを使って,ペットボトルと組み合わせた空気の重さを量る実験道具。空気入れで空気を入れて重さを量る。空気を抜いて,(音がする)重さを量る。すると,1gぐらい軽くなっているのが分かるようだ。
これは,クリアーの電球。この中には,アルゴンという気体が入ってる。液体窒素で冷やすと,アルゴンの液体を見ることができる。
これ以外にも,たくさんのネタを提供してもらって,講座終了。
続いては,学年ごとの分科会。2学期,3学期の授業に関する講座。本当に授業に困ってますという方から,経験を積んで活躍しておられる方まで,たくさんの方が参加した。
夕方からは,「ナイター」開催。まずは,山崎興輔さんの講座。新潟の地質,大地の特長や先の地震についての解説。特に,昭和48年の地図と現在の地図とを比べ,等高線の違いから盛り土をしたところを見つけること,その場所の被害が大きいことを調べ上げたことは,すごいなあと感心した。
続いては,小林昭三さんのITを使った実験の紹介。

このように,2つの力センサを使った力の大きさを調べる実験をすると,作用反作用の特徴(力の大きさが等しい,力が同時に働く)が非常にわかりやすい。

ナイターが終わった後も,交流会が続き,初日の日程は夜遅くまで続いたようだ。
朝,宿舎から見ると,きれいな朝靄。このような靄が見えるというのは,温度の分布がどうなっているのだろうか??
2日目は,巡検。
信濃川の河床が,れき層を作った。そのれき層が,小高い丘で見られる。ここは,隆起してできた河岸段丘なのだ。


隆起したということが,断層かあることで想像できる。ここでは,何カ所も断層が見られたので,かなり激しく地殻変動があったことが分かる。

移動の途中,消雪パイプの試運転中だったところに出くわした。水は川の水でも何でもよいというわけではなく,温かい地下水でないと雪がよく溶けないそうだ。

褶曲と断層が組み合わさった地層が見られる路頭。なかなかこういう路頭は見られない。

次は,新潟地震の爪痕の残る信濃川沿いへ。まだ仮設住宅が残っており,そこに住んでいる人もまだいるという話を聞いた。
重機が動いているのだが,まだ道路が開通していない。ガードレールのところに車が見える。
小学校のところに,除雪車が。

それに関して,たくさんの家の窓に,板が貼られていた。
これは震災の爪痕か,と思ったがさにあらず。

ここは,玄関が2階にある家もあるくらい,雪の激しく降る地域。
積もった雪に押し割られないように,板を貼っているわけである。
いろいろ学んだ関東ブロック集会(新潟大会)であった。
越路町大地の会のサイトへ
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Comments
詳しい報告ありがとうございました。
ところで、ココログでこんなにたくさんの写真を入れて編集できるのですね。今は、1枚だけで決めているので、はやくこうしたものを作れるようになりたいです。また、教えてください。
Posted by: 理科大好き人間 | November 20, 2006 at 08:22 PM
ブロック集会ではお世話さまでした。科教協ちばでもようやくブログを立ち上げようとしています。現在まだ試行中ですが、ご覧になってみて下さい。
科教協ちばのブログに宮内さんのブログのリンクをはらせていただきました。
Posted by: 科教協ちば | December 10, 2006 at 11:28 AM