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『理科授業づくり入門』

理科授業づくり入門』が,嬉しいことに少しずつ広がっているようです。応援,ありがとうございます。以下,前書きです。

 理科の授業には,いろいろ難しいことがあります。

 まず,実験で思い描く結果が出ないことがあります。これは,「多分これならうまくいくだろう。」と思った教科書の実験でも,失敗することがあります。

 次に,実験を行うと時間がかかり,なかなか授業が進まないことです。実験に取りかかるまでに長い時間がかかり,テキパキと進行しない様子を見ては,イライラすることがあるでしょう。

 第三に,実験には良く取り組んでいる姿が見られても,それを記録したりまとめたりするのに集中する姿が見られないことです。そうすると,まとめの時に注意する回数が増えてしまいます。

 この本は,そんな素朴な疑問に応えるようまとめました。1章から読んでも良いのですが,関係するところを見つけて読んでいただいても良いような構成になっています。

 実験については,予備実験で解決する以外にありません。その予備実験では,何をどうすれば良いのでしょうか。私なりの答えを書きました(5章)。

 児童実験が,なぜテキパキと進行しないのでしょうか。またなぜ余計な行動をする子がいるのでしょうか。これには,まず,穏やかにこやかに事前指導,指示徹底の机間巡視などの基本技で対応します(1,2,11章)。次に,理科室の整備もします(12章)。さらに,7章の授業展開例のように,「異なる意見が対立して,どちらが正しいか確かめたい。」という気持ちにさせることです。自分たちで解決したいと思うから,進んで取り組むようになります。

 学習のまとめを進んで書けないのは,なぜでしょう。一番の問題は,学習課題です。「花粉はどのようになっているのだろう。」等と,大人が問われても答え方に困るような学習課題では,まとめられなくて当然です。正直に言って,教科書の学習課題にはうまくいかないものもあると思います。4章などを参考に考えてください。また,1時間分の授業に,まとめを書く時間を保証します(6章)。4月にはできなくても,毎時間保証すれば6月にはできるように育って来ます。

 さて,「書いている本人の授業はどうなの。」と思う読者もいらっしゃるでしょう。そこで,9章に1時間の授業展開を載せました。いろいろ付け入る隙はありますが,自分の主張したことをしているかを読み取ってください。

 では,どうしたら理科の授業のためにがんばれるのでしょうか。それは,自分なりの目標・目的を持つことです(10章)。本当は,こういうところを考える余裕が欲しいところです。

 なお,この本には,実験の紹介があまりありません。理科授業の入門を意識したので,実験に関しては,文献を紹介することにしたのです(12章)。ぜひ,この本を入り口に,いろいろな本を紐解いていただければありがたいです。

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5/28 一緒に勉強しませんか

 1学期の授業が始まりました。
 神経をすり減らしながら,毎日頑張っておられることと思います。
 昨年度,うまくいかなかったことを何とかしたいと思っている方は,多いで
しょう。 
 でも,自分が変わらないと,同じ結果が待っています。
 人は大概,うまくいかないときには,周りが変わって欲しいと思います。
 子供,保護者,同僚etc.
 でも,自分で変えられるのは,自分だけです。その結果として,周囲が変わっ
ていくのです。
 その自分を変えられるのは,自分だけです。
 本や講座は,一つのきっかけです。
 この講座に参加したからといって,すぐにクラスがまとまるわけではありません。
 いろいろ勉強して,試してみて,修正してみて...自分で自分を変えるため
のいろいろなことが必要になるでしょう。
 この講座で紹介される内容は,どこかの本に書いてあったことの真似です。オ
リジナルと言えるものはあまりないでしょう。
 しかし,他の多くの教師が取り組んでいないことを真似するのは,とても創造
的なことです。
 その意気込みを感じることが,できると思います。 
 よかったら,いっしょに勉強しませんか。
 目的は一つ。「子どもを伸ばす」ために。
テーマ クラスがまとまるとっておきの手立て
日時 5/28日(土)午後1時~午後4時50分
場所 茨城県霞ヶ浦環境科学センター 会議室
   茨城県土浦市沖宿町1853
 常磐自動車道 土浦北ICから約15分 無料駐車場有り
 JR土浦駅より タクシー3000円程
 参加費 1000円 当日受付でお支払いください。
 内容 
 正しいしかり方・叱られ方 菊池省三先生に学んで
 クラス会議,朝の会・帰りの会アクティビティ 赤坂真二先生に学んで
 ADHDのペアレントトレーニングに学んで (宮内主斗)  その他

 お申し込み,詳細はこちらです

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